未来の相場は予測不要!…YouTubeで人気のプロトレーダーが伝授する、FXで利益を上げるための「最大のコツ」
未来の相場は予測しなくていい
とても簡単に言うなら、現在の相場が上昇トレンドなら、1秒後、突然下落トレンドになっている確率より、上昇トレンドが継続している確率のほうが高いのではないか、ということです。 これが1分後、1時間後、1日後と間隔が延びるほど、トレンドが継続する確率は下がるかもしれませんが、少なくとも「上昇トレンド継続≧下落トレンド転換」という関係性は維持されるのではないか、というイメージです(これはどの時間足を見るかによっても変わってきます)。要するに、未来の相場を予測しなくていいということです。 「トレードにおいて未来を予測する必要はない」 こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。この言葉の意味を、現在の相場の延長が未来なのだから、現状把握こそが利益を上げるための最大のコツである、私自身はこのように理解しています。 ですから、現在のチャートを見たときに、買い方向で仕掛けるのか、売り方向で仕掛けるのか、それとも何もしないという判断を下すのか。最初のこの部分を間違えてしまうと、その後どんなに細かい分析をしたところで利益を上げることはできません。 逆に、この部分さえ合っていれば、そのあと多少雑なアクションやミスがあったとしてもある程度の利益を得ることはできる、少なくとも損失という結果を避けられる可能性は高まるのではないか。私自身はこう考えるようになりましたし、実際にもトレードの勝敗は環境認識で9割決まると感じています。 だからこの環境認識の精度をトコトン高めていく、みなさんにもこの意識をぜひ持ってほしいと思います。
相場の大きな波にうまく乗る
また、トレード戦略の根本としてトレンドフォローを推奨しています。このトレンドフォロー戦略において重要なのが、相場の大きな波にうまく乗るということです。 口で言うのは簡単ですが、これが非常に難しいわけです。大きな波にうまく乗るには、現在の波がどういう状況なのかを正確に把握することが不可欠です。 やはりここでも環境認識が重要で、相場の方向性だけでなく現在の波はどういう波なのかや、各時間足や過去の動きにおける関係性、これらも踏まえて現状認識をすることで、どのタイミングで波に乗り、またはどこで降りるべきかがわかるようになってきます。 つまり、環境認識の精度が上がってくると、どこでエントリーや決済をすべきか自然と見えてくる。だから、下手にインジケーターや細かいテクニックを使う必要はない。 Point ●環境認識は未来を予測するのではなく、現在の相場状況を正確に把握することが肝要 ●現在のトレンドを理解し、波に乗っていくことが利益を上げる秘訣 Hiro FXトレーダー