ボリビアリスザル、園舎のストーブ回りに団子状態 福井県の鯖江市西山動物園
福井県鯖江市西山動物園のボリビアリスザルが園舎に置かれたストーブで暖を取り、冬の寒さをしのいでいる。ストーブの近くから離れようとしないサルもおり、愛らしい姿が来園者を楽しませている。 ボリビアリスザルは、主に中南米に生息する小型のサルで寒さに弱い。西山動物園でも室内が15度を下回ると動きが鈍くなるといい、今年は11月上旬からストーブを設置した。 5日は全長60センチ、体重1キロほどのボリビアリスザルがストーブを囲う金網の上であおむけになって全身を暖めたり、活発に木の上を走り回ったりして、心地よさそうに過ごしていた。 ストーブは4月ごろまで設置予定。同園の担当者は「体を寄せ合って、団子状態で暖を取る仲むつまじい姿を楽しんでほしい」と話している。