杉浦太陽「”イクメン”という言葉がなくなる世の中に」43歳でベストファーザー賞 4人の子育てに奮闘
『2024年 第17回ベスト・ファーザー賞 in 関西』(主催:一般社団法人 日本生活文化推進協議会)の発表・授賞式が6月12日、「帝国ホテル大阪」(大阪市北区)で開催され、俳優・タレントの杉浦太陽が芸能部門を受賞した。 【写真】43歳とは思えない…トロフィーを持ち笑顔を見せる杉浦 ■ 「妻に頼まれたことには3秒以内に…」 2007年に元モーニング娘。でタレントの辻希美と結構した杉浦。授賞式では「大阪出身なのでめちゃくちゃうれしいですね。現在、幼、小、中、高の4人の子育てをドタバタやっておりますが、この賞は妻に鍛えられたおかげ。ドタバタやりながらも、子どもたちには、自分たちを親にさせてくれてありがとう、という気持ちが日々強くなっています」と挨拶した。 その後、自身の心がけとして「妻に頼まれたことには3秒以内に応える。頼まれた時にすぐに動かないと『私やるわ』となる。小さいケンカが起こらないようにそう心がけてから夫婦仲が断然良くなりましたね。僕は『太陽』ですが、家庭の太陽は妻。妻が笑顔でいられるようにどう動くか、とずっと考えています」と、秘訣を話した。 「時代が動いて、今は抱っこひもで赤ちゃんを抱っこするパパもたくさんいる。僕はイクメンと呼ばれてきましたが、いつかその言葉がなくなるような世の中になれば」と、「良きパパ」の代名詞的存在らしく締めくくった。 また、同賞では政治部門で西宮市長の石井登志郎氏、経済部門で「グンゼ株式会社」代表取締役社長の佐口敏康氏、学術・文化部門で全学研究機構長兼情報館長兼人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコ氏、ものづくり部門で「株式会社ミキハウス」代表取締役社長の木村皓一氏、スポーツ部門で元プロサッカー選手の加地亮氏が授賞した。 取材・文・写真/上地智