永瀬廉・坂東龍汰・前田拳太郎が作り上げた“3人だからこその空気感”「もっと一緒にいたかった」
アフレコは4日間。「でももっと一緒にいたかった」
――お話を聞いていると、3人の息の合った感じが伝わってくるんですが、お三方の友情はどれぐらい深まったんでしょうか。 永瀬 友情はもう日に日に……ひび割れていく。 坂東 うぉい! 前田 うまくいってない(笑)。 永瀬 『ふれる。』の3人が羨ましいぐらい僕らは真逆なので。3人が仲良くなっていくたびにこっちはもうどんどん……。 坂東 おいおい! 永瀬 そんな日々ですね。 坂東 嘘でも仲良くなれ! 永瀬 鳴子くんがツッコむようになったんだね。多分、これが一緒にいた時間の賜物というか。こういうインタビューだったり、アフレコの現場でコミュニケーションをとって、あの坂東が突っ込むようになったので。チームワークを感じられるところがあって、僕は楽しく現場にいられましたね。 坂東 確かにアフレコ中もこういう感じのことはあったよね。 前田 この雰囲気が今あるのは、やっぱり関係値ができてきたからですね。冗談も言えるし、いじったり突っ込んだりもできるのかなと思います。 坂東 でも、映画やドラマの現場ってやっぱり期間が長いじゃん。ドラマだったら3ヶ月ぐらい、毎日のように顔を合わせるし、待ち時間もあって話す時間も多いけど、今回一緒に収録したのは4日ぐらいしかなかったから。とにかくギュッと凝縮している時間の中で、雑談の時間が極端に少ないなって思った。 永瀬 僕はあなたとは5分で1ヶ月一緒にいるぐらいの濃さやと思ってるから。 坂東 (笑)。 永瀬 3~4ヶ月、一緒におった気分。 前田 初日から3~4ヶ月目みたいな。 永瀬 初日からアクセル全開で、「うわーっ!」というスピードで絡んでくるから。 坂東 胃もたれ俳優? 永瀬 濃かったよ、4日間が。いい意味でね。 坂東 そう感じてもらえて良かったな。俺は物足りなかったからさ。むしろもっといたかった。 永瀬 危なかった、こっちは。 坂東 どうどうどう?危なかった? 前田 けっこう危なかったです。 坂東 危なかったか、じゃあ俺だけズレてんだ。 永瀬 本当に特殊な人だから、坂東龍汰はね。そういう意味では現場で何か起こるときに起点になりやすい人ですね。 前田 噂では聞いてましたけど。 坂東 これが例の坂東龍汰かって感じ?(笑)。