引退説も囁かれる松本人志 周囲に明かしていた「引退願望」と「出演を悩んでいたあのレギュラー番組」
『週刊文春』で複数女性への性的行為強要疑惑が報じられ、『さまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい』との本人の意向から、突如活動休止を発表した『ダウンタウン』松本人志(60)。電撃的な活動休止は各テレビ局や広告代理店を巻き込み、大きな波紋を広げている。スポーツ紙芸能デスクが語る。 【写真あり】松本人志が”ニヤリ”と車中から女の子を物色し…本誌が見ていた「後輩芸人とナンパ」姿 「1月10日発売の文春が新たに3人の女性が松本らから受けた性被害証言を報じました。この前に松本は長年レギュラーコメンテーターを務めた『ワイドナショー』(フジテレビ系)出演を自身のX(旧Twitter)でほのめかしており、フジも番組出演を公式発表していました。しかし、所属事務所・吉本興業やスポンサーなど関係各所が話し合い、二転三転の結果、出演取りやめに。さらに2025年大阪・関西万博アンバサダーにも就任していましたが、同万博協会副会長を務める吉村洋文大阪府知事(48)は松本の万博アンバサダー活動休止を示唆しています」 松本のレギュラー番組の今後の取り扱い方について、各テレビ局は連日頭を抱えている。 「相方・浜田雅功(60)とコンビで出演する番組は、浜田の一人進行で調整が進んでいます。難しいのは松本個人がMCを務める4本のレギュラー番組。『探偵!ナイトスクープ』を放送するABCテレビは、2月放送分からこれまで“局長”を務めた松本に代わり探偵のレギュラー出演者らが“局長代行”を務め、すでに収録済みの今月分は通常通り放送することを早々に発表しました。一方で『クレイジージャーニー』(TBS系)、『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)はいまだ今後の方針が定まっていない」(同前) そんな松本には「このまま表舞台から消える」という話も浮上している。実際にかねてから「60歳で引退」「大阪・関西万博で引退」など、これまで本人も引き際について言及することが多々あった。テレビでは冗談めかして発言していたが、それはあながち嘘ではなかったという。 番組制作会社スタッフが振り返る。 「松本さんは昨春『人志松本の酒のツマミになる話』で、『芸能界引退までそんなに長くない。早ければもう2年、遅くてもあと5年』と自身の引退を具体的に示唆。ほどなく同番組でやはり引退について『考え中です。何個か理由ある』と心境を吐露しています。しかし、ごく親しい周辺には、すでに5~6年前辺りから引退について語っていました。 昨春降板した『ワイドナショー』では、松本さんは同番組内での発言を部分的に切り取った記事が出されることに幾度となく不快感を示していました。モチベーションの低下とストレスは限界を超えた状態が続いていた。しかし、状況は一向に変わらず、一昨年秋に自身のXで『やっぱキリトリ記事って無くならないのね。。。そろそろか』と意味深につぶやいたことも話題になりましたね」 かねてより引退について考えてきた松本。そんな中でも特に松本が「出るのが厳しい」と周囲にこぼしていた番組があったという。芸能プロ関係者が明かす。 「松本さんが一番出るのが厳しいと言っていたレギュラー番組が『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)でした。他の番組は、懇意の後輩芸人やタレントなどが常時出演し、ストレスが溜まる番組ではなかった。ただ『ダウンタウンDX』は様々なジャンルの初見ゲストなどが多数出演することで、必要以上に気を遣ったり自分のやりたいことが思うようにできずストレスやフラストレーションが溜まるようでした。数年前から親しい周囲に常々グチをこぼしていましたね。 また、テレビ業界を取り巻くコンプライアンスは厳しさを増す一方です。それも相まって、お笑い界に革命をもたらしてきた松本さんにとって年々息苦しさやストレスなどがのしかかっていたのでしょう。本人としては仮にこのまま引退となっても、もう心残りはないのではないでしょうか」 長らく芸能界の頂点に君臨していたカリスマは、このまま表舞台から完全に消えてしまうのだろうか。
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