【宇宙船サジタリウス】影山ヒロノブ熱唱のOP・ED含む音楽集配信!
TVアニメ『宇宙船サジタリウス』に使用された音楽の配信が2024年12月3日(火)から開始された。今回配信されるのは、かつて日本コロムビアがCDを発売した『宇宙船サジタリウス 歌と音楽集』と『宇宙船サジタリウス 歌と音楽の旅』の2種類となる。 【関連画像】『宇宙船サジタリウス』音楽配信される2種類のジャケットを見る TVアニメ『宇宙船サジタリウス』は、イタリアの作家アンドレア・ロモリによるコミックスを原作とした宇宙冒険物語。 未来の宇宙時代、零細宇宙運輸会社「宇宙便利舎」のパイロットのトッピーとラナは、仕事で考古学者ジラフ、その先輩アン教授、宇宙の吟遊詩人シビップと知り合う。会社倒産後に「新宇宙便利舎」を立ち上げた彼らは、宇宙船サジタリウス号で冒険を繰り広げる。 放送は1986年。アニメ界ではビッグタイトルの『機動戦士ガンダムZZ』が放送されつつも一時代を成したリアルロボットアニメブームは勢いに陰りが見え、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』がロボットアニメの新たな潮流を築きつつあった。『北斗の拳』が好調の中『キン肉マン』『うる星やつら』『Dr.スランプ アラレちゃん』は終了、『ドラゴンボール』の放送が始まる激動の時期であった。 それら名だたる作品群の中にあって、スーパーパワーも天性の才能もない中年サラリーマンが奮闘する『宇宙船サジタリウス』は、そのテーマ性や深い人生観が好評を得て、1年9カ月にわたって放送される人気作となった。当時年齢層が上がりつつあったアニメファンの嗜好にもマッチしたのであろう。 オープニングテーマ『スターダストボーイズ』とエンディングテーマ『夢光年』は、作詞を阿久悠、作曲を鈴木キサブロー、編曲を和泉一弥、歌を影山ヒロノブが担当。特に『スターダストボーイズ』は、日々を暮らす市井の人々を応援するような内容で、今でも名曲として愛されている。 今回配信される『宇宙船サジタリウス 歌と音楽の旅』には、美野春樹による劇伴音楽はもちろんのこと、主題歌、劇中歌、イメージ・ソングが完全収録されている。 『宇宙船サジタリウス』の音楽世界をダウンロード、サブスクリプション音楽配信サービスで存分にご堪能いただきたい。 (C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.
アニメージュプラス 編集部