かれん越前水仙、福井市役所で出迎え 3月まで
冬の越前海岸を彩る越前水仙や原種の水仙を紹介するコーナーが1月7日、福井県福井市役所正面玄関に設置された。かれんな白い花が並び、上品な香りとともに来庁者を迎えている。3月21日まで。 同市越廼地区が発祥とされる越前水仙を身近に感じてもらおうと市園芸センターが企画。原種はいずれも同センターで管理しているモロッコの「カンタブリクス」と「CFブロッソネッティ」を展示した。 越前水仙は盆栽や生け花などで4点を展示。盆栽は松や石をあしらい越前海岸をイメージしており、来庁者の注目を集めていた。 このほか、生育不良などに悩む越前水仙の産地再生に向けた市の「越前水仙Rebornプロジェクト」などを紹介する資料も展示している。