佐野ボーイズ、幻の本塁打に泣く 一発で追い上げムード絶頂の中、コールド敗退…春季全国大会
◆スターゼンカップ 第54回日本少年野球春季全国大会 ▽準々決勝 愛知名港ボーイズ9―2佐野ボーイズ=5回コールド=(3月30日・小野路GIONベースボールパーク) 佐野ボーイズは喜びが一瞬で悔しさに変わった。5回、2点を返し2死一、三塁で4番・鈴木晃太(2年)が左越えに文句なしの一撃。3ランかと思われたが、相手のアピールで三塁走者の本塁空過が認められ、2―9でゲームセットとなった。 三塁走者の瀬在大哉(2年)は「踏みました」と号泣。初の“サク越え”弾が単打となり鈴木は「後ろにつなごうと思って。うまく反応できた」と言葉少な。3点を返し追い上げいけいけムードと思いきや、まさかの結末にナインは呆然。勅使川原敦監督(54)は「審判の判定が最終ですから」と悔しさをにじませた。
報知新聞社