野菜のあく抜きに鍋の焦げ取り、生乾き臭防止にも…主婦発信の“重曹”活用術に反響「こんなに使い道があるとは」「すごい貴重な情報」
料理だけでなく、消臭や掃除にも活用できる“重曹”。YouTubeで家事の裏技を発信している主婦・TastyTimeさんが、重曹の活用術を発信すると、「こんなに使い道があるとは」「どれも試してみたくなった」「すごく貴重な情報」などのコメントが寄せられ、国内外で反響を呼んでいる。「食事にも使えるので安心」という重曹の有用性をTastyTimeさんに聞いた。 【動画カット】鍋の焦げや生乾き臭まで…料理・掃除・消臭できる主婦の経済的な“重曹”活用術 ◆食用にもなる“重曹”は家庭でも安心して使える「使用量も気にしすぎなくて良い」 ――かつて重曹といえば、ふわふわの「ホットケーキ」を作る際に使用する代表的な食材でした。近年は、SNSやYouTubeなどで、重曹の研磨効果と消臭作用に着目した「掃除」活用術が紹介されています。TastyTimeさんも重曹の活用術にふれていますが、反響の良いものは? 【TastyTimeさん】 お湯で溶かして重曹スプレー(重曹水)にして使う方法と、冷蔵庫や靴箱の湿気対策や消臭剤として使う方法について、たくさんのコメントをいただきました。 ――動画の視聴者からは「重曹やクエン酸とか、キッチンの流し台下にありながら有効活用できていないダメ主婦にとっては、貴重な情報」と絶賛の声が寄せられています。重曹に着目したきっかけを教えてください。 【TastyTimeさん】 キッチンを掃除する時に、強力な洗剤を使うと、洗い残しが心配で何度も洗い流していました。もっと安心して掃除ができる方法はないかと思って掃除方法を探したことがきっかけです。「重曹」は食べ物に使われるので、万が一、口に入っても安全で体に優しい成分だと思います。子どもや動物がいる家庭でも安心して利用できるのが、嬉しいポイントです。ただし重曹には食品利用の可否がありますので、購入の際には気をつけてください。私が動画で紹介している重曹は、食品利用ができるものです。 ――「野菜の洗浄やあく抜きにも良い」とのことですが、失敗しないためのポイントを教えてください。 【TastyTimeさん】 野菜や果物を重曹水に浸す時は、3~5分で取り出すようにしています。水に長い時間浸すとビタミンなどの栄養が流れ出てしまうと聞いたことがあるので、短時間を心がけています。あく抜きに使う時は、苦くならないように、ひとつまみだけ加えています。 ――消臭や湿気とりにも良いとのことですが、重曹の使用方法やポイントを教えてください。 【TastyTimeさん】 重曹には、消臭効果や湿気防止の効果もあると言われていますが、体に優しいナチュラル成分から作られていて安全なため、使用量などはそこまで気にせずに自由に使っています。あまり細かいことを気にせず使える部分が、大雑把な性格の私でも長く愛用できているポイントかもしれません。 ――具体的には、どのように使用していますか? 【TastyTimeさん】 生ゴミの匂いが気になる時は、そのまま振りかけるだけで消臭剤の変わりになります。また、冷蔵庫や靴箱の消臭にも使用しています。紙コップや瓶に入れて、お好みのアロマや乾燥ハーブを加えて、キッチンペーパーで蓋をすると、倒れても散らからずに済みます。天然成分なので、冷蔵庫でも安心して使用できます。