路線バスにひかれた女子大学生が死亡 台湾・台中市
(台中中央社)22日午後9時過ぎ、中部・台中市中区の交差点で、横断歩道を渡っていた歩行者の女性2人に路線バスがぶつかり、このうち20歳の女性が死亡した。21歳の女性は両手足に擦り傷を負った。2人はいずれも同市内の東海大学に在籍する学生。 警察の調べによれば、事故を起こしたのは同市内に本社を置く巨業交通が運行する路線バス。交差点を左折する際に2人に接触し、20歳の女性がバスの下に巻き込まれた。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。65歳の男性運転手からアルコールは検出されなかった。運転手は、事故当時は周囲が暗く、2人が暗い色の服を着ていたため気付かなかったと話しているという。 巨業交通は、運転手は在職7年以上で、事故歴はないと説明した。 事故があったのは中山路と綠川東街が交わる地点で、一角には観光地として知られる菓子店「宮原眼科」がある。 (趙麗姸/編集:田中宏樹)