【ガチガチに股関節が硬い人】憧れのペタッと開脚前屈&むくみ・冷え改善を叶える!一石二鳥ヨガポーズ
「ペターッと床に体がつくような憧れの開脚前屈が出来るようになりたい」と思ったことがある方、季節問わず、脚のむくみや冷えに悩んでいる方必見!今回は股関節周辺の筋肉をまんべんなく使うことができる開脚前屈の練習を深めながら、ガチガチな股関節をほぐし、むくみ&冷えを根本改善する一石二兆なオススメのヨガポーズをご紹介します。 *写真で詳しいやり方を見る→憧れのペタッと開脚前屈&むくみ・冷え改善を叶える!一石二鳥ヨガポーズ ■開脚前屈の練習がむくみ・冷え改善に繋がる!? 開脚前屈は脚を横に大きく広げ、そこから上体を前に倒していくポーズ。冷えやむくみは、血液の循環が悪くなり、余分な液体が組織にたまることで引き起こされると言われています。筋肉には、血液を全身に行きわたらせるポンプの機能があるのですが、硬くなりやすい股関節周辺の筋肉をまんべんなく動かすことができる開脚前屈は、このむくみ・冷えの原因となるリンパや血液の循環を促進する効果が期待でき、体内の水分や不純物が体外に排出されやすくなるのでむくみ・冷え解消にも効果があると言われています。ということで、股関節周辺筋の柔軟性を向上させ、リンパや血液の流れを良くしていくことがむくみ・冷えの改善、開脚前屈を深めることにつながっていきます。 ■股関節の柔軟性を高めるカギ 股関節は、骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいる球関節で、6つの方向に動かせる自由度の高いところが特徴です。 日常生活の癖で硬くなりやすい股関節の柔軟性をアップさせるには、6つの方向全部にバランスよく動かすことが大事。股関節周辺の硬さが改善し、開脚前屈を深める&むくみ・冷えの改善が期待できます。 ①伸展 脚を後に伸ばす動き ②屈曲 脚を曲げる動き ③外転 脚を外側に広げる動き ④内転 脚を内側に閉じる動き ⑤外旋 膝やつま先が外側を向く動き ⑥内旋 膝やつま先が内側を向く動き ■開脚前屈を深め、むくみ&冷えを同時に改善する!股関節をほぐすヨガ ①ダウンドッグから左脚をできる範囲で天井方向に持ち上げ、股関節を伸ばす(伸展) ②股関節を左側に開き、膝を曲げる。(伸展・外旋) ③左ひじと左膝を近づける。チャレンジできる人はくっけてみよう!お尻の横側に効き目を感じます(屈曲・外転) ④左足の小指を右側の床に下ろし、右足裏は床につける。余裕があれば右手を天井方向に上げる。 下の脚の内ももで見えない空気を天井の方へ持ち上げるように意識してみましょう(屈曲・内転)一連の流れを反対側も行います。 ライター/津村早紀(ヨガ講師)
津村早紀