奈良公園内に誕生した「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」で 世界一流のサービスにゆだね満ちる「古都のとき」
世界遺産に囲まれた緑豊かなエリアにオープンした話題のホテル
思いつくままに世界各地、日本全国の旅先を選ぶのもよいけれど、旅慣れた人ほど“お気に入り”のエアラインやホテルブランドありきで、次のディスティネーションを決めるという。旅するほどにエアやホテルでの快適性やコネクションが高まり、グレードアップなどの様々な特典を受けることもできるからだ。 ホテルブランドという意味では、今回訪れた「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、業界のトレンドである“ダブルブランド”を有している。日本各地の美しい自然や文化を大切にし、その土地ならではの癒やしの時間、非日常体験を提供するホテルブランド「翠 SUI」と、世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルの最上級ホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」に加盟。これによって、マリオット・ボンヴォイ(無料会員プログラム)の特典も利用可能に。
大正時代に建てられた歴史建造物にてチェックイン。特別な時間がはじまる
日本文化発祥の地である奈良のなかでも、奈良公園の西端に位置する吉城園周辺地区は、東大寺や興福寺、春日大社など世界遺産に囲まれた“もっとも奈良らしい”エリア。建築や樹木の伐採に厳しい制限があり、美しい街並みや豊かな緑が維持されている。2023年8月29日、奈良公園内という素晴らしい立地に誕生したのが「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」。奈良県知事公舎だった建物をリノベーションしたメイン棟レセプションにて、まずはチェックイン。ここにはレストランのほか、歴史に刻まれた特別な部屋も歴史資料として残されている。 宿泊棟は、チェックインしたメイン棟の日本庭園を抜けて、小路「時の道」を挟んだ向かい側にある。チェックインから入室までのアクセスに風情があり、喧騒とは無縁の静かでゆったりとした時間が流れ、滞在への期待が高まる。宿泊棟の設備は現代的で、2棟に43室を有している。 伝統工芸の技術が冴えるディテールをちりばめた客室は、モダンで洗練された空間が心地よくて――。窓全面に広がる庭園を臨むと、美しい額縁のような効果があり、くつろぎの時間を豊かに彩ってくれる。43室のうち23室には温泉風呂、温泉露天風呂つきで、旅の疲れがほろりと解けるよう。ルームアメニティは、ラグジュアリーブランド「BYREDO」をラインナップ。