「出張中は一日三食駅弁です」 駅弁とB級グルメに魅せられた弁護士の"偏愛"
●駅弁弁護士の「珠玉の駅弁5選」 ほろほろの鰊の甘露煮…
駅弁のあり方は変わりゆく。そして、法曹界もIT化が進み、弁護士の仕事も変わりつつある。書面主体からデジタルデータの活用に切り替わり、裁判手続きにもオンラインでのやりとりが導入された。 「弁護士の仕事は、BtoBでは、IT化で省力化されていくでしょうね。面談もネットで済ませますし、ペーパーレスになります。BtoCとなると、個人のお客さまは 直接面談したいというニーズが一定数あります。対個人の仕事は、そんなに劇的に変わることはない気がします」 変わっていくものと、変わらないもの。名古屋駅最古の駅弁「天下とり御飯」の特別コラボ。進化を感じる。空になった容器を見つめながら「56歳。いつまでもゴーイングマイウェイですよ。ご馳走様でした」と手を合わせた。
●小沢弁護士が選ぶ「珠玉の駅弁5選」
【()内は調製元・9月時点の販売価格・購入できるエリア】 (1)鰊みがき弁当(函館ミカド・1180円・函館駅ほか) 「ほろほろの鰊の甘露煮、味付け数の子は酒の肴によし、ご飯のお供によし。ワカメの醤油煮はニンニクと唐辛子を隠し味につかった一品」 (2)シウマイ弁当(崎陽軒・950円・横浜駅ほか) 「日本一売れている駅弁。帆立貝柱配合のシウマイ、蒸気で炊き上げたご飯は冷めてもウマい。筍煮とまぐろ漬け焼きはビールのお供」 (3)鱈めし(ホテルハイマート・1400円・直江津駅ほか) 「棒鱈を水で2日間戻し竹籠を使い6時間煮込まれた鱈の甘露煮は骨まで柔らかい。横には焙られたタラコが添えられ鱈の親子駅弁にもなっている」 (4)あなごめし(うえの・2700円※レギュラーサイズ・宮島口駅ほか) 「脂がのった上位20%の穴子を使うあなごめし。本店は行列必至だが、駅弁だとお手軽にあなごめしを味わうことができる」 (5)ながさき鯨カツ弁当(くらさき・1400円・長崎駅ほか) 「ご飯の上に鯨のそぼろを敷き、その上に鯨カツと鯨の竜田揚げがのった鯨尽くしの駅弁」
【取材協力弁護士】 小沢 一郎(おざわ・いちろう)弁護士 同志社大学大学院司法研究科修了。 外資系生命保険会社等を経て弁護士・税理士登録。メガバンクや外資系生命保険会社などで資産承継、事業承継、不動産経営等の講演会や研修を務める。駅弁とB級グルメについて書かれたブログはこちら〈https://allone-law-acc.com/category/blog〉 事務所名 :弁護士法人オールワン法律会計事務所 事務所URL:https://allone-law-acc.com/