藤原竜也が“不可解な異常事件”に挑むスペシャリストに「超常現象やオカルトなどが絡んでくると聞いてワクワク」
藤原竜也が10月9日(水)スタートのドラマ「全領域異常解決室」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系※初回は夜10:00-11:09)で主演を務めることが発表され、藤原からコメントが到着した。 【写真】魔法の杖で東京タワーを点灯させる藤原竜也 ■手に汗握る本格ミステリードラマ 本作は、「マイファミリー」(2022年、TBS系)、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)など、オリジナルで数々のヒット作を世に送り出してきた黒岩勉が脚本を、映画「変な家」(2024年)や現在公開中の映画「赤羽骨子のボディガード」など、映画監督としても活躍する石川淳一が演出を務めるほか、実力派スタッフが手掛ける本格ミステリー。 身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマだ。 扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”など、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいく。そして、全話通して描かれる“ある大きな事件”は予測不能で、ハラハラドキドキの展開となっている。 ■藤原竜也が不可思議な異常事件を解決へと導くスペシャリストに 藤原が演じるのは、人々の常識では考えられず、最先端科学でも解明できない“不可解な異常事件”を解決する、世界最古と呼ばれる捜査機関「全領域異常解決室」(通称「全決[ゼンケツ]」)の室長代理・興玉雅(おきたまみやび)。 その名の通りみやびやかな雰囲気を醸し出す興玉は、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、その力を生かして、全領域で起こる不可思議な異常事件を解決へと導くスペシャリストだ。 「全決」は、人の体だけがある日こつぜんと姿を消す「神隠し」や、影のような黒い人型が突如現れる怪奇現象「シャドーマン」、キツネの霊に取りつかれたかのように特定の人が異常心理になる現象「キツネツキ」など、世の中を騒がせる超常現象やオカルトの類も究明している。 警察も手に負えず、解決できない“異常事件”を、興玉は現場に訪れ事件の細部まで調べ、あらゆる事象を組み合わせて、皆が納得する仮説を唱えていく。一方、興玉が発する言葉はどこか謎めいており、腹の底が見えない人物でもある。 ■藤原竜也「黒岩さんの世界に初めて入れることが楽しみ」 ――オファーを受けたときの心境は? 事件に超常現象やオカルトなどが絡んでくると聞いて、自分自身とても興味があるジャンルだったので率直にワクワクしました。まさに僕にぴったりだと思いました! ドラマの世界観が独特で新しさも感じました。 ――台本を読んだ感想はいかがでしたか? 身近なことを舞台にした現代事件でありながら、そこには不可思議な異常があるミステリードラマです。謎解きの面白さや事件の中のヒューマンドラマが魅力だと思いました。まだ、台本は数話しか手元にないのですが、独創的な世界観とスケール感で今までに見たことがない作品をお届けできるのではないかと思っています。 ――ご自身の役(興玉雅)についての印象は? 興玉は、超常現象のスペシャリストです。圧倒的な知識と洞察力で、不可解な異常事件を解決へと導く専門家として活動しています。みやびな雰囲気をまとう一方で、浮世離れしていて、ちょっぴりシニカルな一面もあるキャラクターです。どこか世の中を達観したような部分もあり目が離せない存在だと思います。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。 (脚本の)黒岩さんの世界に初めて入れることが楽しみです。しっかりとチーム全員で挑んで「全決」の世界を届けたいと思います。たくさんの隠れた設定も入っていますので、細かくチェックしながら見て下さい! ■大野公紀プロデューサーコメント「本作は間違いなく連ドラだからこそ描ける作品」 ――本作について教えてください。 全領域異常解決室とは、2022年にアメリカの国防総省で実際に作られた組織です。未確認飛行物体(UFO)を含む、“異常現象”に政府レベルで対応するという新しい専門機関になります。一方、日本では古くは災異や吉凶を把握するための組織が、さまざまな異常事態を対処してきました。 そんな世界最古とも言えるような、“全領域”の“異常”を“解決”する捜査機関が令和の日本に存在したら…このドラマは、そんなところに端を発して作られた作品です。 本作で扱う事件は、私たちの身の回りで起こるリアルな現代事件でありながら、人々の常識を超えたどこか不可思議なものになっています。最先端の現代科学では解決できない“不可解な異常事件”に挑んでいく、かつてないミステリードラマであり、エンターテインメントです。 ――藤原竜也さんの起用の理由は? このドラマの主人公・興玉雅は、あらゆる異常事件を解決に導く超常現象のスペシャリストであり、どこか神秘的な存在でもあります。この興玉というキャラクターが形作られていけばいくほど、“興玉は藤原竜也さんしかいない”、「藤原さんに演じていただきたい!」と強く思い、オファーさせていただきました。 主演としてお迎えできることが決まり、この上ない喜びを感じています。唯一無二の存在感と観る者の心を震わす圧倒的な説得力。私たちの記憶に残る数々の名場面を作り上げてこられた希代の表現者が、このドラマでまた新たな姿を見せて下さることを思うと本当にワクワクが止まりません。ぜひ、ご期待下さい。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。 今、私たちの周りにはさまざまなエンタメがあふれ、中でも気軽に接することができるショートコンテンツも大変人気です。そんな中で連続ドラマは、毎話毎話物語を重ねて先の展開を楽しんでいただく、ある種時間のかかるエンタメなのかもしれません。 しかし、本作は間違いなく連ドラだからこそ描ける作品になっています。初回だけで終わらない、回を重ねるごとに明らかになっていく事実と、脚本の黒岩勉さんが紡ぐオリジナルストーリーの圧倒的世界観。このドラマで描こうとしている奥行を知っていただいた時、本当に既視感のないエンターテインメントをお贈りできると思っています。 これ以上はまだ言いたくても言えないのが心苦しいのですが、毎週水曜10時が待ち遠しくなるような作品をお届けします。ぜひ、ご覧下さい!