逗子市の防災行政無線チャイム 「市歌」の音色を1カ月で変更
逗子市が11月1日、防災行政無線試験放送のチャイム「逗子市歌」の音色を変更した。(逗子葉山経済新聞) 同市は防災行政無線の試験のため、夏季(4月~9月)は17時に、冬季(10~3月)は16時30分に毎日、チャイムを放送している。 「ウエストミンスターの鐘」を放送していたが、8月に開催された市内中学生が参加した学生議会で、学生議員からの提案を受け、市制70周年ということもあり、市歌をより多くの人に知ってもらうことを目的に10月1日に市歌に変えていた。 無線放送を担当している同市経営企画部防災安全課担当者は「それまで放送していた鐘に合わせて鐘の音色に似た音を職員が作って放送していた。市歌になって良かったという声ももらったが、逗子市は山が多いこともあり、反響して不協和音になるせいか、怖いとか不気味だという意見が寄せられた。70周年の祝いの意味を込めた変更だったので、ふさわしくないと考え、音色を調整した」と話す。 チャイムは逗子市内54カ所にある防災行政無線子局(スピーカー)から約40秒間放送される。
みんなの経済新聞ネットワーク