被災地の子どもたちに楽しい時間を 小学校で人形劇の公演 石川・七尾市
地震で被災した子どもたちに楽しい時間を過ごしてほしいと、石川県七尾市の小学校で19日、人形劇の公演が行われました。劇を鑑賞した子どもたちからは笑顔があふれていました。 【写真を見る】被災地の子どもたちに楽しい時間を 小学校で人形劇の公演 石川・七尾市 七尾市の東湊小学校で1年生から3年生を対象に開かれた人形劇の鑑賞会。 40年余りにわたって国内外で公演を行う人形芝居・燕屋(つばめや)のくすのき燕さんは、「被災した子どもたちに楽しい時間を届けたい」と、支援者の協力を得て無料で能登の保育園や小学校を訪れています。 披露されたのは日本の昔話「三枚のお札」です。 燕さんオリジナルのしかけが散りばめられていて、会場は子どもたちを巻き込んで大盛り上がりです。 児童「見ているだけでも笑えるし、すごく楽しかった」「すごくびっくりしたし面白かった、元気が出た」 人形芝居燕屋・くすのき燕さん「笑ってもらって元気になってくれるとありがたいなと思ってやっているが、それはもちろん客側もそうだが、そのことで僕らも自分がやっていることの意味合いみたいなものを確認できるから、そういう意味ではとてもありがたい」 七尾市東湊小学校・干場和代校長「地震の時のことを思い出すアニバーサリー反応ということもよく聞くが、日常の楽しみを行っていくことでまた元気になっていってくれたらいいなと思っている」 くすのき燕さんは2025年以降、輪島市や珠洲市でも公演を行う予定だということです。
北陸放送