同胞フィルミーノと共にアンフィールドに帰還

現在はサウジ王者アル・イテハドでプレーするファビーニョ。先日のクラブW杯にも出場した。(C)Getty Images

　１月１日に開催されたプレミアリーグ第20節で、遠藤航を擁するリバプールは、９位のニューカッスルと本拠地アンフィールドで対戦。スコアレスの前半を経て、後半に固め打ちし、４－２で快勝した。 【動画】先達ファビーニョが見守る前で大ハッスル！遠藤の果敢な守備がリバプールの追加点に繋がる！ 　この2024年の初陣にはスペシャルゲストが来場した。昨シーズンまでリバプールで活躍し、現在はサウジアラビアでプレーするロベルト・フィルミーノ（アル・アハリ）とファビーニョ（アル・イテハド）だ。 　古巣の戦いをスタンドで見守り、元チームメイトと再会したブラジル代表コンビは、インタビューにも対応。フィルミーノが「アンフィールドに戻ってこれて、とても嬉しい」と笑みを浮かべれば、アンカーとして一時代を築いたファビーニョは、現在同ポジションを務める遠藤ら新戦力に次のような賛辞を寄せた。 「加入した選手たちがすでに良いフットボールをし、チームに溶け込んでいるのは、非常に重要だ。ソボスライ、マカリステル、エンドウのような選手は本当に良いプレーをしている。（夏に）とても重要な選手たちを失ったわけだから、この活躍は本当に大きい。彼らは良い仕事をしていると思うよ」 　そのうえで、中盤で共に名を馳せた盟友に触れ、「残念ながら、チアゴは今、レギュラーとしてプレーしていないが、彼の経験が選手たちを助けているのは間違いない。よく話すし、コミュニケーションもとても良い」と太鼓判を押した30歳は、最後に改めてこう伝えた。 「ここに来た選手たちは素晴らしい仕事をしている」 　自らの“後釜”たちのパフォーマンスに満足しているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部