『サンダーボルツ*』は新たなるアベンジャーズに? 予告編に登場した“ボブ”の正体を考察
人工アームを食器洗い機で洗うバッキー(セバスチャン・スタン)の姿も
個人的に気になったのは、1分7秒目でUSエージェントに子どもがいること。USエージェントは超人血清を飲んでますから、この子どもはそれ以前に授かった子かそれとも超人の血を受け継いでいる? 1分13秒目でエレーナがどこかを爆発させたとき、なぜか腕に小動物(モルモット? ウサギ?)を抱えていること。どこぞの研究ラボを爆発させたが実験動物を救った? 1分20秒目でエレーナが倒した相手を銃で確実に仕留めるシーンも印象的です。彼女が殺しのプロであるということがよくわかります。 2分41秒目でバッキーが人工アームを食器洗い機で洗っていること! そして、3分12秒目からの展開。なぜバッキーはエレーナたちと戦うのか? 車に攻撃を仕掛けるのか? ひょっとしてバッキー、また洗脳されて仲間を襲うのかな? ちなみに全体を通じて感じるのは、恐らくこの映画は“マルチバース”と無縁だろうなということです(笑)。 「この世は“善人と悪人”ではなく“悪人と超悪人”で構成されている」というのは名セリフですね。映画『スーサイド・スクワッド』についてウィル・スミスが、これは「善対悪」ではなく「悪対邪悪」の映画なんだと言っていたことを思い出しました。 このように本作には期待しかないですが、タイトルである『サンダーボルツ*』の、最後の*(アスタリスク)は何を意味するんでしょうか? 先ごろ出演者の一人がこれには意味があると言っていました。*(アスタリスク)は注釈とかをつけるときに使いますよね? 劇中では「サンダーボルツ、または○○○」みたいに言われるのでしょうか。だとしたら、この○○○部分になにがくるのか。「サンダーボルツ、またはニュー・アベンジャーズ」とか? 気になりますね。 最後にビックリするニュースを。この『サンダーボルツ*』ですが、なんと本作にエグゼクティブ・プロデューサーとしてスカーレット・ヨハンソンが参加することが確認されました。彼女が演じたナターシャ・ロマノフが本編に登場するかは不明ですが、こういう形でも映画自体に関わってくれることは嬉しいですね。
杉山すぴ豊