「金があるの知っていた」、仙台強盗致死の容疑者供述…リフォーム依頼受け複数回出入り
仙台市青葉区の民家で2月、無職大塚修さん(当時72歳)が暴行を受けて死亡し、現金約1500万円が奪われた事件で、強盗致死容疑などで逮捕された同市宮城野区鶴巻、建築会社員佐藤加寿也容疑者(44)が「金があるのを知っていた」という趣旨の供述をしていることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、大塚さんの戸建て住宅内からは、佐藤容疑者のものとみられる土足痕が見つかったが、特に荒らされた形跡はなかったという。
佐藤容疑者は昨年6月以降、リフォーム工事の依頼を受けて大塚さん宅に複数回出入りしていたといい、宮城県警が、詳しい動機や大塚さんの死亡の経緯などについて調べている。