【C大阪】得点王トップのレオ・セアラが2試合ぶり14点目もドロー決着「チームが勝たないと」
<明治安田J1:磐田1-1C大阪>◇第19節◇22日◇ヤマハ 得点ランキング首位を走るセレッソ大阪のFWレオ・セアラ(29)が、2試合ぶり今季14点目を決めた。J1通算は110試合47得点。 1点を追う後半31分、MFルーカス・フェルナンデス(30)の右CKからヘッドで貴重な同点ゴール。この試合だけで両軍最多4本のシュートを放つなど、常にゴールに向かう姿勢を示した。 主将マークをつけたブラジル人FWは「苦しい状況でCKから決められたのはよかったが、チームが勝たないと意味がない。相手が先制して難しい状況になった。自分がPKを取ってもおかしくない場面もあった。あそこで追いつければ結果は変わったと思うが、仕方がない。次に向けて準備したい」と、気持ちを切り替えた。 後半26分に相手ペナルティーエリア内で交錯し、レオ・セアラが倒れた場面があったが、PKにはならなかった。その5分後の同点弾だった。 試合は1-1のまま終了となり、5戦連続無敗(2勝3分け)。C大阪は開幕8戦無敗で一時首位に立ったものの、前半戦を7勝8分け4敗で勝ち点29の7位で終えた。首位FC町田ゼルビアとは依然、勝ち点10差のまま。逆転での初のリーグ優勝へは、後半戦の残り19試合に懸けることになる。