40代男と女性店員に交際トラブルか ススキノ火災、放火事件で捜査
札幌市中央区の繁華街・ススキノの商業ビル2階にあるガールズバーで、店内にいた男女4人が負傷した火災で、負傷者のうち40代の男と従業員の20代女性が、交際をめぐりトラブルになっていたとの情報があることが27日、捜査関係者への取材でわかった。 【写真】繁華街・すすきのの火災現場では、多くの消防隊員や警察官らが出動していた=2024年11月26日午後4時35分、札幌市中央区南5条西3丁目、角野貴之撮影 北海道警は、男がガソリンのようなものを店内でまいた上で放火した疑いがあるとみて同日、現住建造物等放火容疑で現場検証した。男は病院に搬送後も意識不明の状態が続いているという。 火災は26日午後3時10分ごろに発生。ビルは6階建てで、現場の店は営業中だった。捜査関係者によると、当時店内にいた複数の人が道警に「男がガソリンのような液体をバケツで持ち込み、ライターで着火する様子を見た」などと説明しているという。 この火災で、男と従業員の女性のほかに、客とみられる30代、50代の男性計2人がやけどをして搬送された。(上保晃平)
朝日新聞社