前ラツィオ指揮官がユヴェントスの今季を語る「おそらく十分ではない」 | セリエA
前ラツィオ指揮官のマウリツィオ・サッリ氏が、ユヴェントスについて語った。サッカーメディア『GOAL』が伝えている。 鎌田大地の所属するラツィオの指揮官を2024年3月に辞したサッリ氏。現在はフリーとなっているが、これまではユヴェントスやナポリなど、多くのイタリアクラブを率いてきた。 2023-24シーズンのセリエAでは、ユヴェントスでも電撃的に指揮官交代が発生。日本時間16日に行われたコッパ・イタリア決勝でアタランタを1-0で撃破した後、フットボールディレクターのクリスティアーノ・ジュントリ氏を追い払うような仕草が目撃されるなどし、翌日に解任された。 その後、パオロ・モンテーロ監督を暫定指揮官に据えたユヴェントス。しかし、セリエAは2試合を残す状況ながらすでにインテルの優勝が決定しており、ここから巻き返すことは不可能となっている。 直近のユヴェントスについて問われたサッリ氏はまず、今シーズンの評価について語った。 「コッパ・イタリアによって今シーズンを成功とみなせるかって? それは分からないが、クラブが『重要なのは勝つことだけ』をモットーとしているのであれば、おそらくそれだけでは十分ではない」 また、アッレグリ監督の解任についても言及している。 「外から意見を組み立てるのは困難だよ。何が起こったかを語るためには、内部で経験していなければならない。それもせずに『どちらかが間違っていた』と言うのは簡単なことだ」 一方、自身の今後について、ボローニャとフィオレンティーナからの関心報道が噴出しているが、当人は「彼らは数年前に私を探していたが、最近の移籍期間ではまったくそんなことはなかった」と否定。さらに「私が直接接触したことがある4つのチームは、プレミアリーグやその他の海外クラブだ」と、国外からの接触を明かしている。
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