【独占入手】《良くて無期、悪くて死刑》岡山・兵庫連続女児刺殺犯が獄中で綴った“自傷行為”と“特異な性癖”「白いブラウスの女の子のお腹を…」「きっかけはいじめです」
〈私が最初に女の子のお腹を殴ったのは、高1の時です。主に、白いブラウスの女の子や体操着の女の子を標的にしていました。白いブラウスの女の子のお腹を殴る事を想像して自慰行為をするのですが、私の想像では、最終的にはお腹を刺されて出血し、死んでしまいます。歪んでいますよね?〉(2022年2月1日付の手紙より) しかしこうした執着は明かしながらも、彼は公判でも取材でも「津山事件」の関与を否定し続けていた。無罪の可能性がゼロではない彼に、別の事件への関与を問いただすことなどできるはずもない。 ところが〈大事件ですっ!!〉の手紙には〈少し前の5月下旬から兵庫県警察がアタクシのところに突如来て、平成18年9月28日に兵庫県たつの市で発生した殺人未遂事件のことで取り調べを受けているのですっ。〉とあり、続けて〈まぁ、自分でした事なので仕様がないのですが、あと10年程刑期が追加されそうです。〉と、「たつの事件」を認める旨記されていたのである。 それだけではない。次に届いた9月12日付の手紙では、加古川市の女児殺害事件も認めたのだ。
〈また逮捕されそうなことについて。これは嘘ではありませんよ。200%間違いないですね。それも、2件の罪で、です(中略)どちらも自分がやった事なので、この前刑事に自供したんですよ。〉 未解決事件をいきなり2件も認めた経緯を勝田容疑者はこう綴る。 〈まず7月3日にたつの事件のことを認めて、そして8月下旬に加古川事件の方を認めたんですよ。途中から取り調べの雲行きが怪しくなって、加古川事件の方も言わざるをえなくなったんですよ。 これは10年どころか、良くて無期懲役、悪くて死刑のレベルですね。〉 勝田容疑者の“告白”はこれだけではなかった。 〈ユキ女史、この際だから正直に言いますね。 津山事件もワタクシがやったんですよ。嘘をついていて、たいへん申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい、です。この件についても、今後詳しく正直にお話ししますね。〉 あれだけ否認していた「津山事件」についても認めたのである。