山形空港、庄内空港の滑走路延長について吉村知事は、有事のためにも「延長は必要」という認識を示しました。 県は山形空港と庄内空港の滑走路延長を視野に将来ビジョンの策定に向け検討を進めています。 11月19日と20日に行われた検討会では、滑走路の延長を期待する声があった一方で、多くの費用が掛かることから慎重に検討すべきなどの意見が挙がっていました。 きょうの知事会見で吉村知事は、東日本大震災を例に挙げ、防災機能強化のためにも滑走路の延長は必要という考えを示しました。 【吉村知事】「（仙台空港の）代替空港として山形空港が活躍した。（大規模災害が）すぐ起きるわけではないが、将来のため、有事のために（滑走路）を広くするのは大事。」 県は来年度以降に検討委員会を立ち上げ、「将来ビジョン」を策定する方針です。