メジャー1年目で15勝

カブスの今永昇太【写真：ロイター】

　米大リーグ・カブスの今永昇太投手はメジャー1年目から規定投球回に到達。15勝3敗、防御率2.91、174奪三振とチームのエースとして活躍した。地元局は今週、公式Xで今永の動画を平日に毎日投稿する異例の待遇。地元のファンを喜ばせている。 【動画】「蘇る最高のショウタ」　シカゴ地元局が今永に異例の待遇した実際の投稿 　米イリノイ州の地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」公式Xは5日、「蘇る最高のショウタを今週ずっと」などと文面に記して今永の動画を公開。現地時間4日から8日までを「ショウタ・ウィーク」と題して今永のメジャー1年目に際立った登板を振り返ると説明した。 　同メディア公式サイトでは、1月までの平日に今季の試合を振り返る企画を紹介。1人の選手がテーマとなるのは今永だけという異例の待遇だ。現地4日には、同4月1日のロッキーズ戦、同5日には4月26日のレッドソックス戦に脚光。公式Xでもハイライト動画を公開すると、X上の米ファンから「春が待ちきれないよ」「これは良い試合だった」などと喝采が送られていた。 　今永は今季、カブスの応援ソング「Go Cubs Go！」の歌詞を英語で披露したり、球場入りから熱心に応援しているというカブスの名物ファンに世界最大のドーナツチェーン「ダンキンドーナツ」のドリンクを差し入れしたりと、試合での活躍だけでなく、その人柄もたびたび話題に。メジャー1年目からシカゴの街で愛される存在となった。