体操団体金・谷川航がパリでの仰天エピを披露 選手村手前でタクシー降ろされ大ピンチも…「初めて乗りました」
パリ五輪の体操日本代表が8日、羽田空港に到着し、帰国会見を行った。 男子団体総合で16年リオ五輪以来となる2大会ぶりの金メダルに貢献した谷川航(28)=セントラルスポーツ=は「小さい頃からの夢だった金メダルをやっと取れたという気持ちで満足している」と胸に輝く金メダルをぶら下げ、喜びの気持ちを語った。一方で、パリで体験した面白かったことを聞かれると、仰天エピソードが飛び出した。 【写真】パリ五輪の選手村チラリのぞき見「シャワーの水圧チョロチョロ」「ベッド近し」 練習会場から選手村へ帰る際に体験したできごと。通常ならバスで帰るそうだが、「(バス到着の)良い時間がなくて」とタクシーで帰った。ただ、タクシーは選手村の入り口まで入ることができず、その手前で降ろされる形になった。 「手前でどうしようってなったんですけど、(降りたところに)警察の人がいっぱいいて。その人たちが(代表の)ピンバッジをめっちゃ欲しがってきて、それであげた」と立ち往生していたところで、居合わせたフランスの警察官と交流したそう。自身を金メダリストと自己紹介すると、選手村までの帰りで困っていた谷川をパトカーに乗せてくれたようで「選手村までサイレンをブーブー鳴らして連れて行ってくれました。めっちゃ渋滞してたんですよ。それをすっ飛ばして」と苦笑いで話した。 もちろん犯罪を犯してお縄についたわけではないが、「初めてパトカーに乗りました」と衝撃の初体験を送ったようだ。