【 DeNA 】恒例のクリスマストークショーでぶっちゃけ話も満載!三浦監督「ファンの方々との触れ合いの場所を作って頂いて、またパワーを貰いました」と笑顔
◆ 三浦監督が明かしたキャプテン就任理由に、牧が思わず「おいっ!!」 今年も恒例の「京急百貨店×ウィング上大岡 PRESENTS 横浜DeNAベイスターズクリスマストークショー 2024」が開催。三浦大輔監督をはじめ、牧秀悟、中川颯の3人が300人のファンの前で軽快なトークを披露した。 後方からのサプライズ登場でファンの熱を感じながら登壇した三浦監督は「このトークショーが始まったのは1998年から。優勝したオフに鈴木尚典さんとやらせてもらった」と回想し、偶然にも98年生まれの牧と中川も驚きの表情を浮かべつつトークスタート。 このイベントは私服で現れ、中川は「今日おろしたてのジャケット」、牧は「お気に入りのヒューマンメイド」などこだわりも明かし、各々今シーズンの振り返りへ。中川は「想像以上にいい年になりました。監督と南場(智子オーナー)にビールかけられて楽しまったです」と笑顔。キャプテン就任1年目の牧は「キャプテンは難しいと思いながらずっとやっていて、シーズンは悔しい思いをした」としながらも「日本一になれたことはいい経験になりました。ビールかけでは開放されて、いたる人にかけまくりました」と明かした。 その後は今シーズンのベストゲームを披露。中川は自らがホームランを放った試合を挙げると、牧が「ピッチャーなのに打つ方かい」とツッコミ。牧は交流戦でグランドスラムを叩き込んだ試合を挙げ「前日に4番に戻すと言われたすぐの試合だったので」と一転マジメな表情でコメントした。監督はやはり11月3日の日本一達成の試合を挙げ「クワ(桑原将志)が横で『何回にしますか??』って胴上げの回数を聞いてくるので、5回でという感じになりました」と秘話も公開した。 また質問コーナーも用意されており、アンダースローについて聞かれた中川は「父に1日200級投げろと言われてたら、疲れて段々肘が下がってきた」と衝撃の事実を告白した。キャプテンになった理由を問われた牧は「監督から監督室で直々に言われた」と明かしたが監督は「抽選で」と否定。思わず牧は「おいっ!!」と瞬発的にツッコミを入れ口を抑えるなど、終始穏やかな時間が流れた。 エンディングでは中川が「リーグ優勝して日本一連覇できるように」とすると、牧も「来シーズンはリーグ優勝して、また皆さんと面白い話ができるように」と宣言。ラストは三浦監督が「今シーズンも熱い声援ありがとうございました。おかげさまで日本シリーズ優勝することができました。先ほども話がありましたけれども、やはりリーグ優勝して、来年は日本一連覇ということで、皆さんの力が必要です。また一緒に戦っていきましょう!」と共闘をお願いして終演となった。 その後取材に応じた牧は「入場したときから盛り上がりが凄かったですし、短い時間でしたけれども楽しい話ができたのかなと思います」と振り返ると、中川も「僕もそうですね。来年も優勝して、いい雰囲気でトークショーしたいなと思います」と意気込んだ。三浦監督は「京急さんを通じてファンの方々との触れ合いの場所を作って頂いて、またパワーを貰いました」と笑顔を浮かべた。 指揮官と選手の間柄ながらも、距離の近さが垣間見えたトークショー。三浦監督を中心とした一丸野球で勝ち抜いた余韻をも感じさせた。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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