J2ファジアーノ岡山 プレーオフ進出・J1昇格へ正念場 攻守に躍動するDF鈴木喜丈に注目
サッカーJ2、ファジアーノ岡山は今シーズン残り4試合と佳境を迎えています。 【写真】攻守に存在感を放つDFの鈴木喜丈選手
2年ぶりのプレーオフ進出、そして、悲願のJ1昇格へ。カギを握るのは攻守に躍動するディフェンダーです。 リーグ戦4試合を残し、5位につけるファジアーノ。J1に自動昇格できる2位以上の可能性がなくなったため、3位から6位に入り、昇格プレーオフに進出することを目指しています。 シーズン終盤を迎え、この4枠の争いが加熱。4位から8位までの5チームが勝ち点差4の中でひしめき合っています。1試合も落とせない終盤戦。 勝利のカギを握る1人が、攻守に存在感を放つディフェンダーの鈴木喜丈(26)です。 (ファジアーノ岡山/鈴木喜丈 選手) 「(残り4試合)全勝するつもりで4連勝するつもりで戦っていくことが大事だと思うので、自分たちが4連勝すればプレーオフには出られるという気持ちで戦いたい」 加入2シーズン目を迎える鈴木。昨シーズンから絶対的レギュラーとして存在感を示しています。 (ファジアーノ岡山/鈴木喜丈 選手) 「(Q.街とか歩いていて声を掛けられること増えた?)去年とかの方が多かった。気を使ってもらっているのか……岡山はけっこうイオンとかで声かけられる人多いって聞くけどあまりない。寂しいです(笑)」 ここまでの34試合でリーグで2番目に少ない26失点と堅い守備が光るファジアーノ。鈴木も守備陣の一角として貢献しています。 一方で鈴木の最大の特徴は攻撃力です。ここまでディフェンダーながら1ゴール2アシストを記録。大胆に攻め上がることで数的優位を作り、チームの攻め手を増やしています。 (ファジアーノ岡山/鈴木喜丈 選手) 「他の選手と比べてゴールだったりアシストだったりに絡んでいくことに価値がある。(J2には)いい守備をするチームが多いので、そういう中でも自分のところでプラスワン(1人)を作れれば前にいい攻撃がつながっていくというのは意識してプレーしている」 進出できれば鈴木にとって初めてとなるプレーオフ。試合は、順位が上のチームのホームで行われるため、1つでも順位を上げることがJ1昇格への近道です。 (ファジアーノ岡山/鈴木喜丈 選手) 「いいプレーをするとどんどん乗っていく感じは岡山に来て初めて体感したというか、ホームでやりたいと思ったので、なるべくホームでやりたい。いい意味で変わらずというか自分らしく攻め上がる部分もそうだし、サッカーを楽しんでいる姿を見せられるように頑張っていきたい」 ファジアーノは20日、プレーオフ進出を争う8位いわきとホームで直接対決します。 岡山県内の大学生や専門学生を無料招待し、その中から先着でオリジナルシャツをプレゼントするということです。
KSB瀬戸内海放送