バチバチに睨み合うペレイラ（左）とヒル（右）©️UFC

　4月13日（日本時間14日）に米ネバダ州ラスベガスで開催される総合格闘技イベント『UFC 300』の前日計量が行われた。メインイベントのライトヘビー級タイトルマッチ（205ポンド/93kg） にて対戦する、王者アレックス・ペレイラ（35＝ブラジル）と挑戦者で前王者のジャマール・ヒル（32=米国）が共にリミットの205ポンド（93kg）で計量をパスした。 【フォト＆動画】計量でペレイラがマッスルポーズ！ヒルと睨み合い 　ペレイラは仕上がった強靭ボディでマッスルポーズ、その後のフェイスオフでは、恒例のブラジル原住民の顔ペイント姿でヒルとバチバチに睨み合った。 　ペレイラは「UFC300回記念大会に出場できて最高の気分。相手のヒルは本当にナイスガイだ。だが戦いは戦い。明日はやるべきことをやる」と必勝を宣言。 　一方のヒルは「今回の試合は私の全てだ。どんなにブーイングされようとも、自分が負けると思われようとも、寧ろ、そのことが私の心に火をつける。全力で戦う」と気合を込めた。 　ペレイラは元GLORYライトヘビー級王者。22年11月イスラエル・アデサンヤをTKOで下してミドル級王座を獲得するもダイレクトリマッチではKOで敗れ王座陥落。昨年11月、階級アップしたライトヘビー級2戦目でイリー・プロハースカをKOし王座獲得、2階級制覇を達成した。 　対するヒルは昨年1月の同級王座決定戦でグローバー・テイシェイラに判定勝ちし王座を獲得したものの、同7月にアキレス腱断裂の怪我で長期欠場。それに伴い王座を返上した。今回は1年3ヶ月ぶりの復帰戦となる。 　果たして、ペレイラの初防衛成功となるか、それともヒルの王座返り咲きとなるか。 『UFC300』 4月13日（日本時間14日）米ネバダ州ラスベガス ▼ライトヘビー級タイトルマッチ アレックス・ペレイラ（ブラジル/王者）→205ポンド vs ジャマール・ヒル（米国/挑戦者）→205ポンド