DeNA・伊藤光、ポジション争いへ闘志「負けられない思いがなかったらやめている」 1300万円減の5200万円でサイン
DeNA・伊藤光捕手(35)が27日、横浜市の球団事務所で契約交渉に臨み、1300万円減の年俸5200万円で更改した(金額は推定)。来季が2年契約の2年目。年俸変動制の契約だったといい「いいところは何もない。振り返ることもないぐらいの成績」と悔やんだ。 【写真】ドラゴンボールの孫悟空に扮し、熱唱するDeNA・度会隆輝 今季は山本の台頭もあり、39試合の出場にとどまった。クライマックスシリーズで左ふくらはぎの肉離れを負い、日本シリーズの出場はならなかった。「このタイミングでけがするかと。自分に腹立たしい感情だった。第三者的な感じでチームを見ていた。悔しかった」と吐露した。 来季が18年目のベテランは若手への助言を惜しまず、球団から「目に見えない貢献度の話をしていただいた」と明かした。正捕手に定着した山本らとのポジション争いが待ち受けるが「負けられない思いがなかったらやめている。最終的には目に見える結果でしか見られない。1試合でも多く勝利に貢献する。それが一番求められている役割」と決意をにじませた。