オモロディオンと破談のチェルシー、J・フェリックスの“復帰”を画策か
チェルシーとアトレティコ・マドリードは、スペイン人FWサム・オモロディオンの交渉が破談となったことを受け、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの移籍をめぐる取引を開始したようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の他、各メディアが報じている。 【動画|チェルシー vs インテル】プレシーズンマッチ 試合ハイライト チェルシーは、オモロディオンを3450万ポンド(約64億円)の移籍金で獲得することをアトレティコ・マドリードと合意に達しており、正式契約も間近に迫っていたが、契約面に問題があったようで交渉は最終的に破談に終わった。 アトレティコ・マドリードは、チェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガーを獲得し、正式発表を待つのみの段階となっているが、オモロディオンの契約が破談になったことで、発表まで至っていない状況だ。 そこで両クラブは、J・フェリックスの取引を開始するようで、ロマーノ氏は「ギャラガーの取引の一環として、代理人のジョルジュ・メンデス氏がJ・フェリックスの移籍について話し合っている」と語っている。また加入の正式発表を待たれるギャラガーとフリアン・アルバレスの契約に関しては「交渉が決裂することはない」と見解を示している。 J・フェリックスは2022-23シーズンの後半戦をチェルシーへレンタル移籍しており、その際は公式戦20試合に出場し4得点を記録している。 オモロディオン破談の報道が一斉に広がった中、現地時間日付が変わり12日にスペインメディア『Relevo』のマテオ・モレット記者は、「両クラブはオモロディオンの契約を再びトライしようとしている」と報道。しかしながら同記者もオモロディオンの契約が破談となった場合には、J・フェリックスとの契約を進めると伝えている。
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