【巨人】元監督の堀内恒夫氏がCS敗退の古巣に言及「『打てなかった』。もうこれに尽きる」
巨人元監督で評論家の掘内恒夫氏(76)が23日、自身のブログを更新。CSファイナルステージで敗退した巨人について言及した。 堀内氏は「残念ながら日本シリーズへ進出できなかったね」と敗退を嘆くと、「最大の原因は一言で言って『打てなかった』。もうこれに尽きるね」と6戦わずか9得点の貧打線を敗因とした。 続けて「いくらどんなにいい投手陣が揃っていても、0点では勝つことができない。ピッチャー陣が1点を必死に守り、つなげたり、先発ピッチャーは失点0でも代えられてしまう悲劇。それでも勝ち続けるってやっぱり限界があるよね」と投手陣をかばった。 それでもアドバンテージの1勝があっただけに、「リーグ戦の優勝チームには、有利なハンディキャップが与えられているわけだから、力があれば、日本シリーズへ進出する可能性は高いはず。そういう意味で言えば巨人は他球団に比べて少し選手層は厚かったけれど、まだ本当の強さではなかった。そう戒めて個人個人が来年に向けた一歩を前向きに進めてほしいと思っています」とチーム力の底上げを期待した。 堀内氏は最後に「さて、『来年に向けて』と言えば明日はドラフト会議だね。楽しみだ」と新戦力の補強に期待していた。
東スポWEB