【寒いオジサンになるな!】4つの首を温め、体温を上げて免疫力アップせよ
4つめは… 乳首じゃないので、あしからず
11月の最高気温が 100年ぶりに更新され、暖冬傾向待ったなしといった具合でしたが、近頃はグッと寒くなってきて、夜には首元がヒヤッとする瞬間が徐々に増えてきました。 スキマに見える肌色やすね毛にも周囲はざわつくので、2度損するワケとは?
人間の弱点が首にあるという事実は、オジサン世代ならファミコン『飛龍の拳』、若い世代であれば『進撃の巨人』で浸透している基礎知識ですが、実はこれ"冬の寒さ対策"にも繋がる生活の知恵でもあります。
思春期には寒さを凌ぐだけでなく、個性を演出できるファッションアイテムとしてバーバリーチェックやヴィヴィアン・ウエストウッドのロゴマフラーで均一化された制服にアンチテーゼを唱え、大人になった現在はシルクやカシミアなどのストールを用いて心地好く首を温めることは習慣レベルとなりましたが、冷えた身体を温める温活の重要なキーとなるのは首だけでなく、手首・足首を加えた“3つの首”なのです。 そもそも、ウィークポイントである“首”の周辺は血流が多く走っており、加えて神様が弱点に設計したせいなのか 皮膚自体も薄くなっており、とくに外気の影響を受けやすく、体内の血液が冷やされてしまうと、頭痛や腰痛、肩こり、だるさ、食欲不振などに代表される不調を引き起こしてしまうのです。
そういうことなら、逆説的にココを温めておけばなんとかなる!という、コスパ目線でも有益となる場所なわけですが、実は最近この3つ首に加えて、プラスワンとしてお腹の"くびれ"も重要視されてるって知ってました?
幼少期に「お腹を冷やさないように」と口を酸っぱくして言われたのは、腰とお尻の中間あたり、尾骨の上にある骨「仙骨」の周辺にも大きな血管が通っていて、ここを温めることで血流が良くなり、お腹周りをはじめ全身を温めることができるんです。 そう! 波平やバカボンのパパを代表とする昭和オジサンの象徴であった腹巻きは、理に適っていたわけですね。
ちなみに、腹巻きは胃腸の働きを活発にするだけでなく、ギックリ腰を未然に防ぐといった効能もあるんです。