キエーザの去就が不透明となっているユヴェントス 今夏に新たなウインガーとしてチェルシーMFマドゥエケを獲得か
今季は公式戦34試合に出場し、8ゴール3アシストを記録
ユヴェントスは今夏、新たなウイングプレイヤーを獲得する可能性がある。 イタリア『Corriere dello Sport』によると、ユヴェントスは今夏の移籍市場でチェルシーに所属するMFノニ・マドゥエケの獲得を目指しているという。同クラブは、現時点でFWフェデリコ・キエーザの去就が不透明となっているため、新たなウイングプレイヤーを探しているようだ。 主に右ウイングを主戦場とするマドゥエケだが、下部組織時代はクリスタル・パレスやトッテナム・ホットスパーに所属。2018年からオランダのPSVの下部組織に移籍すると、その後はトップチームで背番号10を背負うまでに急成長。PSVでの活躍もあり、2023年の冬にチェルシーへ完全移籍していた。加入後はなかなか出場機会が得られなかったマドゥエケだが、今季中盤から終盤にかけては徐々に存在感を増しており、今季は公式戦34試合に出場し、8ゴール3アシストを記録するなど、得意のドリブルでチームに貢献した。 そんなマドゥエケに興味を持っているのが、チアゴ・モッタ新監督が率いるユヴェントス。FWキエーザが今夏の移籍市場で同クラブを去る可能性に備えて、数名のウイングプレイヤーをリストアップしているという。また同メディアによると、特にマドゥエケは移籍金3000万ポンド程で獲得可能とされているため、他の候補者と比べても比較的安価とのこと。これを受けて今後ユヴェントスがチェルシーに対して具体的な動きを見せる可能性は高いと見られているようだ。 ユヴェントスはマドゥエケだけでなく、マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドやジェイドン・サンチョ、そしてボルシア・ドルトムントのカリム・アデイェミといった選手も獲得候補に挙げているというが、果たしてどの選手を獲得するのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部