スズキ、「ワゴンR スマイル」一部仕様変更 フロントまわりの造形を優しくかわいらしいデザインに刷新
スズキは12月10日、軽乗用車「ワゴンR スマイル」を一部仕様変更して発売した。価格は148万9400円~193万4900円。 【画像】フロントまわりの造形を優しくかわいらしいデザインに刷新。画像は新色ソフトベージュメタリック 今回の一部仕様変更では、デザインコンセプトを「ナチュラルユニーク」とし、フロントバンパーやフロントグリルを丸みを帯びた造形にしたほか、ロアグリルをシンプルに整えた造形とし、優しく微笑んでいる表情のような、かわいらしいデザインに変更。また、HYBRID Xのメッキバックドアガーニッシュの意匠を変更し、ショルダーラインをシンプルに通すことでナチュラルさを演出した。 ボディカラーは、落ち着いた色味でありながら、個性が感じられる新色「トープグレージュメタリック」をボディ色とルーフ色に採用したほか、「ソフトベージュメタリック」と「トーニーブラウンメタリック」を新たに設定し、2トーンルーフの組み合わせを刷新するなど、計12パターン(2トーンルーフ7色、モノトーン5色)とした。 また、2トーンカラーのフルホイールキャップは、ガンメタリック&ソフトベージュを新たに採用し、足まわりを引き締めつつ、淡いボディカラーともなじむ、“大人可愛い”コーディネイトに仕上げた。 さらに、インパネカラーパネルには、新色としてハイライトでゴールドに輝く上品な「リフレクショングレー&カッパーゴールド」の組み合わせと、スモークがかかった優しい風合いの「モスブルー&シルバー」の組み合わせを採用。加えて、フロントドアアームレストをインパネカラーパネル同色にすることで、明るく上質な室内空間を実現している。 安全機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備したほか、高速道路での運転をサポートするACC(アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付き])や車線維持支援機能も採用している。 そのほかにも、低速時ブレーキサポート(前進・後退)や車線逸脱抑制機能、発信お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、標識認識機能など、最新の予防安全技術を標準装備とした。さらに、パーキングブレーキの作動・電動パーキングブレーキや、ブレーキホールドを採用したほか、スズキ緊急通報やリモートエアコンなどのアプリ機能を利用できる「スズキコネクト」にも対応するなど快適装備を充実。加えて、ドライブレコーダー連携、HDMI入力、スズキコネクト連携機能を新たに搭載したスマホ連携メモリーナビゲーションをメーカーオプションとして設定している。 なお、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」と、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」にも該当する。 ■ 5つのコーディネイトを用意 また、装着アクセサリーも拡充し、「ナチュラルシックスタイル」「クラシカルスタイル」「キュートスタイル」「エレガントスタイル」「シーサイドスタイル」の5つのコーディネイトを用意している。
Car Watch,編集部:塩谷公邦