久々ゴールの久保建英、なぜ喜びが控え目だった? 「古巣へのリスペクト?」と問いに「全然そんなことないです」
前半だけで3ゴ―ルに絡む
公式戦13試合ぶりとなるゴールにも、喜びを爆発させなかった。 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地12月9日に開催されたラ・リーガの第16節で、ビジャレアルと敵地で対戦。3-0の快勝を収めた。 【動画】喜びは控え目。久保が古巣ビジャレアル戦で決めた右足弾! 2020-21シーズンの前半戦にレアル・マドリーからのレンタルで半年間プレーした古巣との一戦で、久保は圧巻のパフォーマンスを披露。38分に高精度のCKで1点目をアシストすると、41分には、ショートコーナーからマルティン・スビメンディが決めた2点目をプレアシストする。 さらに後半アディショナルタイム4分、敵陣ペナルティエリア内でミケル・メリーノから見事なパスを受けると、ワンタッチで持ち出して右足でシュート。相手GKのニアサイドを抜く冷静なフィニッシュで、勝負を決める3点目を奪ってみせた。 9月30日のアスレティック・ビルバオ戦以来となる今季6点目を決めた久保は、この一戦を配信した『U-NEXT』による試合後のインタビューで、「ゴールをあまり喜ばなかったと思うのですが、これは古巣へのリスペクト?」と質問を受けると、こう答えている。 「全然そんなことないです。(前半終了間際という)時間帯もあって3-0だったのもあって。あとはパスをくれたメリーノ選手のところに行ってという感じでした。どっちかっていうと」 また、「ビジャレアル戦は(マジョルカ時代に)初ゴールも決めた相手で印象がいいんじゃないですか?」との問いには、こう返した。 「かもしれないですね。個人的にもいろいろ思い入れもあるチームなので、負けたり勝ったりですけど、毎回楽しくはあります」 在籍時はなかなか出場機会を得られかった古巣を相手に、成長した姿を見せつけた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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