「リスナーの方のお便りに向き合う伊集院光さんの真剣さを強く感じます」箱崎みどりアナウンサー
【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2023<4>】 番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーのみなさんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2023年を振り返ってもらいました。4人目は、三国志からプロ野球観戦まで、多趣味な箱崎みどりアナウンサーです。
伊集院光さんのような、信頼される喋り手に私もなりたい
―この10月にスタートした「伊集院光のタネ」(火~金曜日 17:30~)では、日替わりのパートナーを務める1人ですが、伊集院さんからは“箱ちゃん”と呼ばれて、毎回トークも弾んでいますね。 「伊集院光のタネ」は、伊集院光さんが28年ぶりに担当されるワイド番組ということで、始まる前は、とても緊張しました! 私は、記念すべき第1回のパートナーを担当したのですが、実は、伊集院さんも緊張されていて! 社長はじめニッポン放送の幹部はもちろん、伊集院さんが、ニッポン放送で「オールナイトニッポン」などを担当されていた頃の、歴代のディレクターが続々とスタジオに集まってきて、放送前は、ちょっとした同窓会状態。伊集院さんも番組で仰っていましたが「伊集院くん」と呼ばれていて、先輩ディレクターたちも、伊集院さんも、若い頃に戻ったようでした。そんな雰囲気もあってか、初回はお互い緊張してのスタートでした(笑) 番組が回を重ね、私も何度かパートナーを担当する中で、強く感じるのは、リスナーの方のお便りに向き合う伊集院さんの真剣さです。番組で募集したメールテーマ「タネ」がリスナーの皆さんから寄せられたメッセージによって育って、話題が樹木のように伸びていくような番組が「伊集院光のタネ」なのですが、リスナーの皆さんからいただいたおたより、1通1通に、ご自身で向き合っていらっしゃるんです。放送中にX(旧Twitter)のタイムラインを見ていると、普段から聴いてくださっているリスナーの方だけでなく、ニッポン放送ではお見掛けしない方も来てくださっているんですが、伊集院さんの真剣さが、リスナーの方にも伝わっていて、パーソナリティとリスナーの固い絆ができているのだと感じます。私も、信頼される喋り手になりたいです。 と、気付いたら、まじめな話に(!)また花音ちゃん(前島花音アナウンサー)に比べてまじめだと言われてしまいますね……!(ほんとうは、まったくそんなことはないんですが) 夕方5時半「晩ご飯の用意をしないといけないけど、したくなくて、うだうだしながら」聴いてくださっている方が多い番組ですので、1日が終盤に入っていく時間に、肩の力を抜いて、リラックスして一緒に楽しんでください。