茨城・鹿島港沖で漁船転覆、2人死亡・3人行方不明…巡視船4隻などが捜索
6日午前2時10分頃、茨城県の鹿島港から東約30キロの沖合で、航行中の漁船から「巻き網漁船が転覆したようだ」と118番があった。鹿島海上保安署の発表によると、転覆したのは大津漁協(同県北茨城市)所属の第八大浜丸(80トン)で、20人が乗船し、3人が行方不明という。 【写真】日本にも忍び寄る「港を買いあさる外資」の影
千葉県銚子市消防本部などによると、乗組員のうち16人が病院に搬送され、2人の死亡が確認されたという。残る1人は海上で海上保安庁の捜索活動に協力している。
事故当時の気象状況は晴れで、西の風2メートル、波の高さ0・5メートルで、漁船はイワシ漁で出港していたとみられる。海上保安庁の巡視船4隻などが行方不明者を捜索している。