フェルスタッペン、開幕戦でグランドスラム「これほど完璧な日はめったにない。マシンと一体になれた」レッドブルF1
2024年F1バーレーンGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスが2位に続いた。フェルスタッペンは決勝全ラップをリード、ファステストラップも記録し、キャリア5度目のグランドスラムを達成した。フェルスタッペンと2位ペレスとのタイム差は22.457秒だった。 【関連写真】2024年F1第1戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝、セルジオ・ペレス(レッドブル)が2位獲得 ■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=1位(57周/57周) 1番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト 今日は特別な一日だった。バランスやマシンのフィーリングを含めて、マシンが完璧な状態だと感じ、すべてがうまくいく日なんて、めったにないからね。 スタートはうまくいき、その後はマシンをとてもうまく管理して走った。楽しいレースだったよ。このトラックで良いリズムとペースをを見つけることができ、風の強さと風向きによって、マシンの力をさらに引き出すことができた。 ここは僕たちが最も強いサーキットのひとつだ。次のジェッダは全く違うサーキットで、高速コーナーが多くてデグラデーションが低い。でも来週も同じようなパフォーマンスを発揮できることを願っている。挑戦になるだろうけど、楽しみだよ。 シーズンを最高の形でスタートするために貢献してくれたファクトリーの皆に感謝したい。ニューマシンを作り上げ、これほど信じられないようなシーズンを戦っていくのは、常に大きな挑戦だ。でも今シーズンを勝利でスタートできたことをとてもうれしく思う。 (レース後、メディアに対して語り)信じられないよ。今日は予想以上にうまくいった。マシンはどのコンパウンドを装着しても走りやすくて、ペースがとてもよかった。トラブルにも巻き込まれなかった。シーズンスタートとしては最高だ。これ以上望みようがない。すべてが完璧にうまくいき、マシンと一体になれて、あらゆる面でフィーリングがよかった。こんな日はそうそうあるものではない。 ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) 決勝=2位(57周/57周) 5番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ソフト 僕たちチームは本当に力強いレースをしたね。シーズンを最高の形でスタートすることができたと思う。今年はかなりの接戦になりそうだけど、最初のレースでワンツーを飾れたのだから最高だよ。 スタートでカルロス(・サインツ/フェラーリ)をオーバーテイクし、その後は、少しずつ前に近づいて行った。解決しなければならない問題がいくつかあったけれど、今の勢いを維持することが重要だ。 個人的には、フルレースディスタンスを走り切ったことを喜んでいる。これから、タイヤマネジメントの仕方や、どうプッシュするか、そこからどう前進していくかについて、学ぶべきことがたくさんあるからね。 今日はペースが良かったけれど、今後はトラックの性格に左右されることになると思う。シーズンは長い。改善し続けていきたいね。 [オートスポーツweb 2024年03月03日]