きっかけは夜勤を経験したこと 社員12人の中小企業、社長が振る舞う朝ご飯 月8万円かかっても続ける理由は
朝食以外にも…
朝食以外にも健康診断のほか、ボウリング大会やゴルフコンペ、マレットゴルフ大会など体を動かす機会を積極的に設けている。
急逝した夫の後を継いで
岡谷市出身。夫の平林秀高さんは慢性リンパ性白血病を患い、49歳で急逝した。夫の後を継ぎ、07年に社長に就任。社内では経理や納品を担っていたが、経営者として判断を求められるなど責任の重さに戸惑いつつ、無我夢中で事業の継続に尽力した。
子どもたちの一言にはっとする
社長就任後、子どもたちから「怖い顔をしている」と言われ、鏡に映る自分の顔にはっとしたことも。笑顔の大切さを忘れないように作業着には「笑顔」と書かれたバッジをしている。
社員に伝える「周りのみんなを幸せにする源」
社員には「自分の体を大切にすることが、周りのみんなを幸せにする源だと思う」と伝えている。食の大切さに気付き、健康への意識を高めてほしいと願い、社員の健康をサポートし続ける企業でありたいと考えている。