青森空港、駐車場混雑拡大/Uターンラッシュと雪で 「バスやタクシー利用を」
青森県は3日、年末年始を青森県で過ごした帰省客らのUターンラッシュがピークを迎え、送迎などの車で青森空港(青森市)の駐車場が満車状態になっているとして、空港を訪れる人に公共交通機関の利用を呼びかけた。ピークは5日まで続く見込み。 県港湾空港課によると、昨年末から航空機の離発着が集中する午前11時~午後3時ごろに満車状態となっていたが、3日は午前9時ごろから満車になった。送迎で一時的に止める車は空港前の周回道路側に誘導しているという。 駐車場は通常、屋内外で計約1800台止められるが、大雪により「雪寄せ場」が拡大し、現在は約500台分のスペースを充てているため、駐車できるのは約1300台分に限られる。 さらに、最大9連休も可能なカレンダーとなっているため、駐車場に止めて長期で旅行に出る人もおり、さらに混雑する要因となっている。同課の担当者は「駐車場がここまで混雑するのは初めて。トラブルを回避するため、空港まで来る人は、バスやタクシーを利用してほしい」と語った。