新型フリードがオススメなのは、几帳面で爽快なファミリーゴルファー!
ゴルフ歴約20年のエンジョイ派の小沢コージは、各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」のパーソナリティを務める。その小沢と一緒に至高のゴルフCARを探す、週刊ゴルフダイジェストの人気連載を紹介。今回はホンダの新型フリードです! ホンダ 新型フリードの詳細を写真でチェック
大人がキッチリ4人以上乗れる!
Ordnung ist das halbe Leben! (オルドゥヌング イスト ダス ハールプ レーベン) みなさんご存じですか? ドイツには「人生の半分は整理整頓」ということわざがあることを。たかが収納されど収納。モノの整理整頓は生活を便利にするだけでなく、人々の心を落ち着かせる効果があります。誰だってグチャグチャの洋服ダンスの中からよれよれのシャツを取り出すより、キレイに並べられた収納から選ぶほうがキモチの良いもの。 バッグ収納もそうです。狭いトランクにギリギリ詰め込むのではなく、きっちり平置きできるとキモチいい。それも4セット以上、スクエアに並べられるとより最高。そんなクルマはなかなかありませんが先日出たんです。新型ホンダ・フリード&フリードクロスターが! ご存じトヨタシエンタと並ぶ、3列6~7人乗りの電動スライドドア付きコンパクトミニバン。2列シートの5人乗りを選ぶか、6~7人乗りの3列目を倒すと700L以上の広大なラゲッジにフルサイズ4本をキッチリスクエアに載せられます。オマケに5人乗りだとラゲッジ下収納も備わるのでボストンバッグ4個も楽勝。その収納力には驚かされます。 そのほかにも内外装から走りまで一新。スムーズかつ静かな電動加速が味わえる新世代1.5リッターハイブリッド、e:HEVやコスパの良い1.5リッターガソリン車が選べるほか、よりシンプルにデザインされた機能美デザインの「エアー」と、アウトドア向けの「クロスター」の2タイプを用意。ワイルドなフェンダーアーチモールやルーフレール、開口部の大きなフロントバンパーが魅力です。 3列シート車はスペースこそ旧型とほぼ変わらずですが、シート構造やウレタンを一新。2列目のヒザ前スペースが絶妙に広がり、3列目でも快適に座れます。 インパネやシート表皮も、旧型より一段クオリティの高いオシャレ家具のようなファブリックやマテリアルを使っています。価格はシエンタより少し高めですがそのぶん質感と走りが上質。クルマ好き&ゴルフ好きにはもってこいでしょう。 コンパクトサイズの中に、お爺ちゃん、お婆ちゃんを含め、家族全員が乗れるだけでなく、ゴルフ仲間の大人4人とそのバッグをキッチリ載せられる。 几帳面で爽快にゴルフしたいヤングファミリーにはうってつけの上質実用コンパクトミニバンなのです。 撮影車種/ホンダ FREED e:HEV CROSSTAR 全長×全幅×全高/4310×1720×1755mm メーカー希望小売価格/316万2500円~ 撮影/望月浩彦 撮影協力/カメリアヒルズカントリークラブ