小池百合子氏VS蓮舫氏は事実上の与野党対決に…知事選の構図ほぼ固まる
東京都の小池百合子知事(71)が12日、都議会定例会最終日の本会議で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に3選を目指して立候補する意向を表明した。 * * * 小池氏の出馬表明で、知事選の構図がほぼ固まった。 今回、独自候補を擁立しなかった自民は小池氏の推薦を見送る一方、設立された「―よくする会」には自民や公明の都議らが参加するとみられ、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」と事実上の相乗りを狙う案が浮上している。小池氏はこの日、都議会会派にあいさつ回り。都議会の自民党幹部からは「力を合わせていきたい」と歓待を受けた。 一方、蓮舫氏は立民、共産、社民各党が支援する方針。事実上、小池氏との与野党対決となる。日本維新の会の藤田文武幹事長はこの日、党からの候補擁立を断念すると明らかにした。 他にもタレントの清水国明(73)や広島県安芸高田市の石丸伸二前市長(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)らが出馬を表明。公職選挙法違反容疑で逮捕されて現在勾留中のつばさの党・黒川敦彦代表(45)も含め、40人以上が立候補する見込みとなっている。
報知新聞社