日本ハムはレジェンド・宮西がまだまだ健在!今季はチーム2位の19ホールドを記録
和田 毅(浜田出身/ソフトバンク)や青木 宣親(日向出身/ヤクルト)といったベテラン選手たちが今シーズン限りで現役を引退した。現時点で各チームのベテラン選手はどのような状況なのだろうか。35歳以上(2025年の満年齢)のベテラン選手たちを球団ごとに調べてみた。 【一覧】35歳以上のプロ野球選手一覧 2年連続の最下位から2位へと躍進した日本ハムは、水谷 瞬(石見智翠館出身)や万波 中正(横浜出身)、清宮 幸太郎(早稲田実出身)、伊藤 大海(駒大苫小牧出身)をはじめとした若い選手の活躍が目立った。 そんななかでチーム最年長としてチームを支えたのが39歳の宮西 尚生(市尼崎出身)だ。2023年シーズンは31試合の登板で防御率2.66とまずまずの成績だったものの、8月以降は一軍登板がなかった。2024年シーズンは6月に初めて一軍に昇格すると、そこから30試合に登板。チーム2位の19ホールドを記録し防御率2.10と復活しチームに大きく貢献した。NPB史上唯一となる400ホールドを挙げている左腕は、40歳となる2025年シーズンもブルペンを支えることに期待がかかる。 野手では伏見 寅威(東海大四出身)が最年長となる。日本ハムは捕手を併用しており、伏見がバリバリの正捕手というわけではない。それでも主に山﨑 福也(日大三出身)の登板日に先発でマスクをかぶるなど、62試合に出場。打率.242(165-40)に対して得点圏打率.349(43-15)と勝負強さを発揮した。扇の要として2025年シーズンも欠かせない存在だ。 現時点で2025年シーズンに35歳以上なのは2人だけ。今シーズン3年ぶりに復帰し2勝を挙げたバーヘイゲンが伏見と同い年。仮に残留となれば、3人目の35歳以上の選手となる。また中島 卓也(福岡工出身)は伏見と同学年だが早生まれのため2025年は満34歳だ。 <日本ハムにおける2025年シーズン満35歳以上の選手> ※()は2025年の満年齢 宮西 尚生(40歳) 伏見 寅威(35歳)