秋田県内は２２日にかけて大雨になるおそれがあり土砂災害や川の増水などへの警戒が必要です。 ２１日午後４時半までの２４時間に降った雨の量は由利本荘市笹子で１３８ミリ、湯沢市湯沢で１０４ミリと９月の観測史上最大となりました。 由利本荘市には避難指示や高齢者等避難が出ている地区があります。（２１日午後５時４０分時点） ＪＲによりますと大雨の影響で秋田新幹線こまちに運休や遅れが出たほか、奥羽線と羽越線でも運休や区間運休の影響が出ています。 ２２日にかけても前線や低気圧の影響で激しい雨が降り大雨となるところがある見込みです。２２日に予想される雨の量は、いずれも多いところで１時間に３０ミリ、２２日夕方までの２４時間では１００ミリとなっています。 また台風１４号から変わった低気圧が東北地方を通過するのに伴い沿岸では風も強まる見込みです。２２日に予想される最大瞬間風速は、沿岸の海上で３０メートル、陸上で２５メートルです。 気象台は２２日夜遅くにかけて、土砂災害や川の増水などに警戒するとともに、沿岸の海上では強い風に注意するよう呼び掛けています。