三陸鉄道は今年度の決算について、過去最大となるおよそ7億1450万円の赤字となる見通しを示しました。 【写真を見る】三陸鉄道2024年の経常損失は過去最大の7億1450万円　31年連続の赤字　岩手 これは26日、三陸鉄道のお座敷列車の中で行われた取締役会で報告されたものです。 三陸鉄道によりますと、台風5号の影響による乗客数の減少などにより、今年の経常損失は過去最大となるおよそ7億1450万円の見通しが示されました。 市町村などからの補助金を計上してもおよそ4700万円の損失が見込まれ、31年連続の赤字となります。 三陸鉄道の石川義晃社長は「厳しい経営環境のなか、旅行商品の開発や乗客の利便性につながるダイヤの見直しなどを行い、収益の改善につなげたい」と話していました。