【巨人】完勝で貯金1!先発・井上温大が前橋でプロ初の凱旋登板 自己最長8回を5安打無失点で3勝目!ヘルナンデスが先制5号3ラン
■プロ野球 巨人6ー1中日 (3日 群馬・前橋 上毛新聞敷島球場) 巨人は中日に今季12度目の完封勝利で36勝35敗5分の貯金1とした。先発・井上温大(23)はプロ入り初めての凱旋登板でプロ入り最長8回を5安打無失点に抑え3勝目。打線は3回にヘルナンデスが5号3ランを放ち先制。5回には吉川の犠飛、9回には岡本和と大城卓の連続タイムリーで7安打で6得点を挙げた。 先発・井上は前橋市出身で前橋商業からで入団5年目、プロ初の凱旋登板。今季14度目の登板、先発は4試合連続の5度目。試合前まで2勝4敗、防御率4.06。中5日、前回の6月27日・DeNA戦は4回を5安打3失点で勝ち負けつかず。中日戦は今季初登板。 井上は1回、福永と田中を連続空振り三振から細川に左安打、カリステに中安打で一・二塁とするも板山を空振り三振に取った。 スタメンは若林が7番レフト、泉口が8番ショート、捕手には岸田が入った。中日の先発・涌井に1回、丸は四球は二盗を決め吉川の一ゴロで1死三塁の先制機にヘルナンデスは空振り三振、岡本和は中飛に倒れた。 2回の攻撃は先頭・大城卓が右安打、岸田は三ゴロ併殺打で好機を作れず。井上は2、3回はともに凡退に抑える。 打線は3回、先頭・泉口が四球、井上の犠打、丸が右安打で1死一・三塁に。吉川は見逃し三振もヘルナンデスがレフトスタンドへ5号3ランを放り込み3点を先制する。 井上は4回、細川を見逃し三振、カリステを空振り三振、板山を三ゴロとクリーンナップを3人で退ける。5回も石川昂を三ゴロ、木下を右飛、ロドリゲスにヒットも涌井を空振り三振に取った。 5回の攻撃で先頭・泉口がライト線にツーベース、井上の犠打、丸の四球で1死一・三塁から吉川がライトへ犠飛を打ち、4ー0とする。 井上は6回1死から田中と細川に連打され1死一・三塁とするもカリステを三ゴロ併殺打に打ち取った。 井上は7回、板山を二ゴロ、石川昂に初めての四球、木下を遊ゴロ併殺打に仕留める。井上は8回、先頭・ロドリゲスに四球も宇佐見を二ゴロ併殺打に取り、3イニング連続で併殺に抑える。 井上はプロ入り最長8回を97球、5安打2四球7奪三振の無失点で3勝目(4敗)を挙げた。 8回の攻撃で2死からヘルナンデスがセンターへヒット、カリステの失策で二塁へ。岡本和がレフト線にタイムリーツーベースを打ち返し、大城卓もライトへタイムリーを飛ばし6ー0とした。 9回は2番手・泉が3連打を1点を失った。