福井県知事と県内市町長の所得、資産補充を公開 8市長の平均は1311万円
杉本達治・福井県知事と県内市町の首長は7月1日、2023年の所得と資産補充の状況を公開した。杉本知事の所得総額は2038万円で、内訳は給与2031万円、雑所得7万円となっている(いずれも千円の位を四捨五入)。 給与は前年に比べて約17万円の増額となった。国会議員ら国の特別職に準じた期末手当の引き上げなどが要因。雑所得は内外情勢調査会の講演料や情報誌への寄稿に伴う謝金。資産補充はなかった。 県内9市長のうち、昨年12月に就任した西行茂福井市長を除く8市長が所得を公開した。所得総額の平均は1311万円で、前年公表分(7市長平均1289万円)に比べ22万円増えた。総額で最も多いのは、森之嗣あわら市長の1757万円だった。最も低い777万円の米澤光治敦賀市長は、昨年4月の就任後からの所得額。 県内8町長の所得総額の平均は1126万円で、前年公表分(平均1110万円)よりも16万円増えた。渡辺英朗若狭町長は行財政改革で給与の2割減額を続けており、最も低い887万円だった。