日本代表PRオペティ・ヘル（©JRFU）

宮崎市内で合宿中のラグビー日本代表で、PRオペティ・ヘル、SH藤原忍（ともに東京ベイ）が22日、オンライン会見に応じた。 今秋の活動から代表に初招集されたヘルは、日本協会のデータでは190センチ、127キロの大型サイズ。「ハイレベルな場で高いパフォーマンスを発揮するためには、食事面も大事。たんぱく質を多く摂るようになり、体重を4キロ落として今129キロ。〝超速ラグビー〟にフィットすることができる」。公称より6キリ多かったことも、少しシャープになった顔で明かした。26日のニュージーランド代表戦（日産ス）について「世界のベストチームと戦う緊張感はあるが、それをなくして自信に変えるために今、ハードに練習している。勇敢な姿勢を見せることも〝超速〟の一つ。試合に出られたらハードキャリーとビッグタックルを見せたい」と意気込みを示した。 藤原は、FWとBKに分かれて行った3日間の合宿ではFW組にまじって参加。「1人1人と細かいコミュニケーションをとることができてよかった」と振り返る。たとえば、今合宿から代表復帰したFL姫野和樹（トヨタ）については、「（パスを）だいぶ前の方に投げてほしいと要求された」という。ニュージーランド代表については「スキルが高く、アンストラクチャー（キックの後など攻防とも陣形が整っていない状況）の攻撃などがすごくうまい。キックを蹴るにしても、ノーバウンドで捕られないように、スペースをしっかり見つけていきたい」と話した。