「彼女でもいるの?」と聞くと…「サレ妻」になったマンガ編集者が気づいた、不倫している夫「3つの特徴」
「クロの夫」が取りがちな行動3選
「ネオサレ妻」というパワーワードが飛び出したところで、戦々恐々としている男性も多いのではないだろうか……。それでは“クロの夫”が取りがちな行動3選を、書籍の制作を通じて、実際に多くのサレ妻たちに取材してきたSさんの知識と実体験を混じえつつ、以下、紹介していこう。 浮気を問われたとき「だいたい笑う」 マンガのなかで、Sさんが旦那さんに疑いをもちはじめ、「彼女でもいるの?」と問うシーンがある。夫は「ははっ いないよ」と肩を落として笑うのだが、これこそが“クロの夫あるある”なのだ。Sさんは確信をもって、こう話す。 「笑うって一番簡単なディフェンスなんです。うしろめたいことがある人は、刺された瞬間言葉で応戦できないから、ひとまず笑う。下手を打ちたくないから笑って相手の様子を見るんです。頭の中はパニック状態だから、反射的に鼻で笑うくらいしか打つ手がない。でも、そもそも、もし心外なことを言われたなら、『なんでそんなこと言うの?』って、私なら話を掘り下げます」 Sさんは、相手が笑った瞬間、夫が「クロ」だと見抜いたという。この話をSさんから聞いたとき、筆者にも思い当たるフシがあった。じつは、現在シングルマザーとして一人娘と暮らす親友も、おなじ体験をもつ一人なのである。なぜかよそよそしくなっていく夫に、彼女が冗談めかして「好きな人でも、できた?」と聞いたとき、まさにSさんの元夫とおなじく、へらっと笑いながら、こう答えたという。「そんなこと、あるわけないじゃん」――。 Sさんはつづけて、こう話す。 「クロだと確信したとき、ふと思い出したエピソードがあるんです。森三中の大島美幸さんのエッセイで、部屋の中で長い髪を見つけたとき、夫である鈴木おさむさんに『この髪、なに?』と問い詰めたところ、鈴木さんは『え、気持ち悪い』と怖がったそうです。つまり、心霊現象かのように捉えて、怯えた。これって、完全に“クロの人”からは出てこないリアクションですよね」